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【S16 最高2018】卍解ヤドバレル

お久しぶりです。

漆原ことUruと申します。

 

納得いく結果は出なかったものの、個人的に完成度の高い構築を組めたので記事に残そうと思います。8世代ではメガが廃止な上にヤドランもモロバレルも内定が決まっていないような状況なので、もしかするとヤドバレルという並びは7世代で終わってしまうかも知れませんが、良ければぜひ使ってみてください。

 

並びはこんな感じです。

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以下常体(これ最近言わなくなったよね)

 

~構築経緯~

S14(https://uru-poke.hatenablog.com/entry/2019/03/31/135827)にて使用していた構築のうち、ヤドバレルバンギカビという並びでの受けまわしが非常に強いと感じ、この4匹から構築を組み始めた。この4匹で見れない相手として、リザードンカプ・テテフ剣舞ギルガルド等が挙げられる。そこで受け回せない相手は上から高火力で迅速に処理することにし、上記のポケモンに強い激流ゲッコウガを採用。このままではジャラランガが重かったため、フェアリータイプでストッパーにもなれる襷ミミッキュを採用した。ミミッキュを採用することによりどうしても受け回しができない相手にゲコミミ@1という対面的な選出をすることが可能になり選出の幅が広がった。また、S14の反省として受けミラーに対する回答が乏しかったため、不必要に感じたカビゴンののろいをはらだいこに変更し、構築が完成した。

 

~構築コンセプト~

基本選出に安定したサイクルを用意しながら、相手の崩しに対しては対面的選出を、受けに対してはこちらからの崩しを可能にし幅広い構築に対応する。

 

~個体紹介~

 

 1.ヤドラン

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主な役割対象

バシャーモ マンムー ミミロップ メタグロス

ランドロス ナットレイ ハッサム カミツルギ

ボーマンダ

 

S14と同じ個体を使用。今期はメタグロスの減少やリザYの増加等前々期に比べては逆風であたっが相変わらず役割対象には非常に安定していた。技もタイプ一致のねっとう、霊獣ランドロスボーマンダに打つれいとうビーム、各種鋼タイプに打つだいもんじで簡潔しているように思う。ヤドバレルと選出する際にはC130属を活かしてヤドランでバレルの役割対象に少しずつ削りを入れていき倒すことが多かった。7世代に入って、気づいたら相棒枠になってたしめちゃくちゃお世話になりました。ありがとう。

 

2.モロバレル

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主な役割対象

カプ•(コケコ レヒレ ブルル) ミミッキュ

ジャローダ ギルガルドロトムetc

 

こちらもS14と変更点無し。特に話すこともない。今期一番刺さっていた。相変わらずのコケコレヒレへの対応力だが、瞑想身代わりレヒレなるモロバレル撲殺レヒレの登場でたまに負けて悲しくなった。pt単位でモロバレルへの対策が薄いことが多く、あらゆる場面で胞子を打ってサイクルを回しやすくすることに徹していた。フィールド下や眠っている相手にも胞子を打つ度胸と打って失敗してもケアが効く盤面かどうか状況把握出来るかが重要なポケモンであった。スタンパに一枚かましてみても面白そうなポケモン

 

3.カビゴン

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主な役割対象

各種特殊アタッカー ゲッコウガ

バナカグヤ  グライドヒド カバラキ等の受け

A:太鼓後恩返しでHBドヒドイデ確定1発

   太鼓後恩返しで共有カバルドンが高乱数1発

D:特化テテフのフィールドサイキネ2耐え

S:無振りドヒドイデ(35属)抜き

 

変更点。腹太鼓採用により、受けサイクル特有の受けループや上位の受けサイクルに勝てない問題を解決してくれた。前からパーティに受け崩しの為だけに1枠採用することが勿体ないと感じていて、サイクル参加が可能かつ崩しにもなれるポケモンを探していたら、とある方の構築記事で太鼓リサイクル型の存在を知り採用した。並びで考慮されない腹太鼓でライボ軸や苦手なバナカグヤ 、ドヒドイデ入りのサイクルを崩壊させまくった。モロバレルで先に相手を眠らせることで安全にカビゴンを降臨させることが大事で、受け相手にはバレルカビゴンで崩しにいっていた。サブウェポンは地震との択だが、カグヤを1発で倒せる炎Pを採用した。

※調整お借りしているので問題があれば削除します。

4.バンギラス

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主な役割対象

デンジュモク アーゴヨン ラティ兄弟 ゲンガー

ポリゴンZ その他特殊積みアタッカー

 

S14では炎Pを採用していたが、ランドロスや特殊マンダに強く出られるよう冷Pを採用。こちらもS14とほとんど変更点はないが、サイクルクラッシャーのゲンガージュモクポリZアーゴヨンに後出しから安定して対応できる唯一無二のスペックだった。この枠はヤドバレルを使う際、リザードン対策も兼ねてヒードランであることが多いがこの構築ではリザードンを別のポケモンに任せているためバンギラスの方が適任である。実はこいつでゴーリをごり押ししてまぁまぁ勝った。

 

5.ゲッコウガ

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主な役割

上からの潰し、一貫を作った後の抜き

リザードン カプ・テテフ  ギルガルド

 

相手の崩し枠に対し上から高火力で制圧する為に採用した。正直めちゃくちゃ強かった。スカーフテテフに対してもモロバレルと合わせて型判別することで対応可能になり、これまでの4体で重かったポケモンに対して切り返しそのまま全抜きすることが出来、だいぶ勝率が上がった。特にカバリザテテフやリザグロス、カバマンダに良く出した。最初は水手裏剣だったが、受けptの性質上必要性を感じなかったので激流を見て投げてくるボーマンダに刺さる冷凍ビームを採用したところレヒレがいないカバマンダガルドがおやつになった。ギルガルドに良く後投げしてそこから全抜きした。

 

6.ミミッキュ

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主な役割対象

ジャラランガ ジャラランガ ジャラランガ

テテフーディン ジャラランガ ジャラランガ

 

本当にこの枠はジャラランガ対策だけを求めたらこうなった。正直ほとんど出さなかったが、逆に出した試合はめちゃくちゃ活躍してくれてミミッキュ様様、テンプレの強さをひしひしと感じていた。ゲコミミ選出をする際はモロバレルを良くお供として連れていくことでゲコミミのパワーを十分発揮できるように心がけた。サイクル用のフェアリータイプもっと増えて欲しい。

 

3.選出

基本選出

ヤドバレル+カビorバンギ

受け相手

ゲコバレルカビ

ゲコを通せるとき

ゲコ+受け駒二枚(ヤドバレルorバレルカビが多い)

本当に困った時

ゲコミミ@1

 

ほとんどこの4択だった。個別の立ち回りは書くと無限に時間がいるのでdmで個別に聞きに来てください。

 

4.きついポケモン

 

イカサマ持ちHDポリゴン2

毒や一撃必殺を採用しなかった為崩せなくて苦労した。ヤドバレルで何回かPP枯らした。

 

襷テテフ

ゲッコウガでどうにもなりません。

くると思わんやん。

 

5.結果

TN Uru 最高2018 最終1885(忘れた)

真皇杯 関西予選①ベスト8

真皇杯 オンラインBベスト8

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6.おわりに

もっと勝てるはずの構築なのに終盤集中力が落ちて負けが込んで、2000帯で勝ちきれなかったのは心残りだが、逆に言えばまだまだ自分には伸びしろがあると感じたのでこれからもポケモンを頑張ろうと思う。

真皇杯本戦権利を賭けた試合負けまくったり最終日負けまくったり自分の勝負弱さが露骨に出たシーズンだったので誰か勝負強くなる方法教えてください。何か質問があればUru(@uru_men)まで。