ドダイトス二歩手前

サイクル屋ってます

【S12最終42位】サンダーノラゴン亜種(2116)

~あいさつ~

どうも 。
漆原ことUruと申すものです。

S12のシングルバトルにて、使用した構築を紹介します。
構築名は、サンダーノラゴンはいっぱいいたのに、僕のだけ意味わからん並びになったから付けました。
新環境で準伝説が登場し、何故か僕の構築にはヤドキングがいました。

並びはこちら。

 

 

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~構築経緯~

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・きよみずさん(@Honey_Bee_1227)から蜻蛉サンダー+ウオノラゴン+ナットレイの原案を教えてもらい、構築の組み方の綺麗さに惚れて軸にすることを決意。

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・上記の三匹では竜が圧倒的にきつく、特に初手のドラパルトやカイリューに対して不利をとるため、タイプ相性有利かつ欠伸で初手DMを流し、対面操作できるニンフィアを採用。

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・ここまででサンダーやレジエレキをはじめとした電気タイプが重かったため、電気の一貫を切りつつ後攻蜻蛉返りで対面操作が出来るランドロスを、初手DMサンダーと打ち合えるようにHAチョッキで採用。

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・最後にサンダーに弱くなく、汎用性を損なわずに受けを崩せる枠を探していたところ、あいまるくん(@Aimaru4218)から「ヤドキングだよ」と言われその一言だけで適当に調整を考えた悪巧みヤドキングを採用。構築が完成した。


~コンセプト~
・ウオノラゴンでしゃぶる回数を稼ぐ
ニンフィアでDMを流してからヤドキングで詰める
・サンダーノラゴンの響きのかっこよさ

 

~個体紹介~


ランドロスとつげきチョッキ

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能力値:196(252)-216(252)-111(4)-×-100-111
性格:いじっぱり 特性:いかく
じしん そらをとぶ ストーンエッジ とんぼがえり

 

電気の一貫切り+威嚇のためだけに採用した。1匹目だが正直この枠に関しては諸説。初手DMサンダーぽい時や、ジバコイル入りや地面の一貫があるパーティには出せたが、役割対象以外への性能を自分が信じ切れず、選出率は圧倒的最下位だった。それでも出したときは役割通りの活躍を見せてくれたため、さすがは準伝説といった地力を感じた。

 

ナットレイ@たべのこし

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181(252)-114-179(92)-×-157(166)-22
性格:のんき 特性:てつのとげ
パワーウィップ ジャイロボール はたきおとす やどりぎのタネ

 

今期もナットレイの呪縛から逃れることが出来なかった。原案から調整は変えて、ミミッキュ剣舞珠ダイホロウ確定耐えで余りD。ウオノラゴンできつい死に出しミミッキュ対面での安定した引き先になる。有利対面ではたきおとすを打つことにより、宿り木よりも負荷がかけられるため重宝した。スカーフ等をはたきおとせば裏のウオノラゴンを通しやすくなる。パワーウィップはポリ2の身代わりを壊せるため採用。気合で三回当てればはたきおとすと合わせてポリゴン2を突破できる。

 

・サンダー@回復実

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197(252)-×-150(252)-145-110-121(4)
性格:ずぶとい 特性:せいでんき
ボルトチェンジ ぼうふう ねっぷう はねやすめ

 

とんぼがえりは地面相手にも対面操作ができて便利だったが、終盤に増えたカミツルギナットレイを安定して処理するためにねっぷうを採用した。絶対HPは4nの方がいい。相当流行っていたこともあり、終盤は大分選出し辛かったがそれでもボルトチェンジ+ウオノラゴンの制圧力は見事だった。素暴風を打たないといけない場面が多数存在するのがマイナスポイント、心臓に悪かった。僕に関しては7割技はやっぱり採用するべきではない。

 

・ウオノラゴン@こだわりスカーフ

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能力値:165-156(252)-120-×-101(4)-127(252)
性格:いじっぱり 特性:がんじょうあご
エラがみ げきりん サイコファング ねむる

 

エスバランドの流行りによって今期のトレンドになったポケモン。ほかのポケモンの対面操作から、エラがみを打つだけで相手のポケモンが倒れていくし、相手にダイマを誘発させる性能も高い。相手視点の行動を考えやすいポケモンだった。レヒレナットレイもサイクルの中で3回くらいエラがみで殴れば倒せるので選出率は1位だった。こだわりロック解除のダイマックス、やってて楽しかった。

 

ヤドキング@くろいヘドロ

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201(244)-×-110-173(220)-130-56(44)
性格:ひかえめ 特性:さいせいりょく
サイコショック ヘドロばくだん かえんほうしゃ わるだくみ

 

MVP。調整はSがドヒドイデ抜きで余りC。終盤に多かったラキカグヤドヒドのような受けをすべて一人で破壊しててびっくらこいた。ウオノラゴンがいる関係で相手のドヒドイデがほぼ出てくるため腐りづらい。後述のニンフィアで相手のサンダーのDMを流すことで、ヤドキングでサンダーを突破することが可能になる。わるだくみを積んだ後の火力が病みつきになるため、もっと増えてもいいポケモンだと思った。再生力で回復しているとき、かつての相棒ヤドランが思い出されてめっちゃ懐かしかった。

 

ニンフィア@オボンのみ

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202(252)-×-128(252)-130-150-81(4)
性格:ずぶとい 特性:フェアリースキン
ハイパーボイス マジカルフレイム あくび ねがいごと

 

採用意図通り、相手の竜を流せ、サンダー等にも耐えて欠伸で流す動きが強い。個人的には今期刺さっていたポケモンだったと思う。サンダーノラゴンをみて初手に出てくるドラパルトやカイリューのDMを、一発耐えながら欠伸を入れることで最低限の仕事ができる。ねがいごとを入れることで持久戦が可能になり、裏のポケモンを蘇生することが可能。ただ、自分が欠伸を使い慣れて無さすぎるせいで、初手のポケモン(特にランドロス)が全部ラム持ちに見えてしまい、何度か欠伸を打てなかったことは反省点。ここは筋トレが必要かなとも思った。難易度が高いポケモンな気がする。ニンフィアがいるだけで構築のおしゃれ度上がるのはGood。

 

~選出~

基本選出

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 ドラパ等竜がいるとき

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なんでこうなった選出(竜+サンダーとか)

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~重いポケモン

バンギラス

ドサイドン

クレセリア等々

~結果~

TN ハイセ  最終42位(2116)
TN のびたぽけ♪  最終272位(2016)

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~終わりに~

新環境、時間がないながらに一定の成績を残せて嬉しかったです。最近はポチべも回復し、精力的にポケモンに取り組めているのでこれを継続できるように頑張りたいです。二期連続結果を残せていないので、当面はそれを目標にしたいと思います。後最終1桁頑張って取りたいです。僕はごく普通のポケ勢なので、リプでも通話でも気軽に絡んでくれたら嬉しいです。ではでは。

 

と、最後に。

大変恐縮ですが、Frontierというリーグの主催をさせていただいています。
今までになかった形式で、まあ色々あるとは思いますが、見る分には絶対楽しいはずなのでYoutubeにて是非1度ご視聴ください!次回は12/5(土)19:00-下記のチャンネルで配信します。今期の最終2桁同士の対戦も見れることでしょう。ではでは。

www.youtube.com

 

~Special Thanks~

・構築原案をくれたきよみずさん
・個体提供してくれたもとみやくん
・PPをふやしてくれたしゃろちゃん
・終盤までギャラナットを使って考えてくれたてぃーぽっとさん
ヤドキングを提案してくれたあいまるくん 

【S10最終64位】ガチンコバレルノラゴン(2103/2084)

 

~あいさつ~

 お久しぶりです。
漆原ことUruと申すものです。

S10のシングルバトルにて、久しぶりに目に見える結果を残すことができたので、簡単に構築紹介をしていきたいと思います。構築名とTNはふざけていますが、対戦は真面目にやってました。

 

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~構築経緯~
今まで組んできた受け気味のサイクルではなく、もう少し攻めに寄せたサイクルを使いたいと考えた。
https://nouthuca.com/img/swsf/59.png?n=1・その際初手の出し負けを減らすことが大事だと考え、チョッキを持つことで広い範囲に打ち合えるウインディの初手性能に注目して構築をスタートした。

モロバレルウインディが明確に出し負ける水ウーラオスマリルリ等に強く、胞子と絶妙な耐久力でクッションの役割を果たせるモロバレルを採用。

ウオノラゴンモロバレルとの相性補完に優れ、有利対面でのエラがみで簡単に付加がかけられるスカーフウオノラゴン

https://nouthuca.com/img/swsf/464.png?n=1 ・ここまでで思いパッチラゴンに強くラムを盾に受け気味のサイクルを崩せるドサイドン
ハピナス・バレルとのサイクルを形成でき、リザードンやポリゴンzに強く、DMを切ることで広い範囲の対面処理が可能なハピナス
ピクシー・最後に対戦相手に使われて今期刺さっていると感じた初手DM枠のピクシーを採用し、構築が完成した。

何よりバレルノラゴンの並びが面白すぎるため使っていた。


~コンセプト~
・最初に数的有利を取った後にサイクルで詰める
・クッションからの火力のおしつけ
・ガチンコバレルノラゴンという言葉の響き

 

~個体紹介~


・ウオノラゴン@こだわりスカーフ

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能力値:165-156(252)-120-×-101(4)-127(252)
性格:いじっぱり 特性:がんじょうあご
エラがみ げきりん サイコファング ねむる

 

 1本目。有利対面でエラがみ打ってるだけで仕事してくれていた。モロバレルナットレイを非常に誘うが構築単位で炎技を多く採用していたためそんなに苦にしなかった。アシレやバレルをみただけで最初は選出をためらっていたが、周りで削ってやれば半減でも十分ごり押しできることに気づいてからは選出率が格段に上がった。今期はパッチラゴンが先に採用されるため数は多くなかったが環境にはよく刺さっていた。

 

モロバレル@くろいヘドロ

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221(252)-×-134(252)-106(4)-100-50
性格:ずぶとい 特性:さいせいりょく
キノコのほうし ギガドレイン ヘドロばくだん たたりめ

 

 2本目。渦潮勢やサイコキネシス、身代わり等終盤につれて明らかにメタられていたポケモン。そのためメタられている可能性がある対面では安易に胞子をうたないよう気を付けた。全人類バレルにバレルを後投げしてきて不毛なミラーが多発したため、クリスモではなくへど爆。打点がないと胞子に合わせてゲンガーをよく投げられたため、ゲンガー相手にイージーを取りながら汎用的な打点となるたたりめを採用。ちなみにバレルミラーは裏にハピナスがいる場合は大体勝てる。

ウインディとつげきチョッキ

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191(204)-166(164)-118(140)-×100-115
性格:いじっぱり 特性:いかく
フレアドライブ じゃれつく ワイルドボルト しんそく

 参考記事:剣盾S1使用構築 カバギャラジュラルドン/最高12位最終33位 - Become a Legend

調整はスズ君のを借りた。

明確な出し負けが少なく構築単位で重い悪ラオスにも対面で勝てるので重宝した。DMを切っても強いが、ダイウォールがないのと数値受けで止まるので、なるべくDMを切らずに戦った。しんそくで縛れる範囲が多く、もっと流行ってもいいポケモン

ドサイドン@ラムのみ

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190-191(108)-150-×-104(228)-82(172)
性格:いじっぱり 特性:ハードロック
じしん ロックブラスト ほのおのパンチ つるぎのまい

 

モロバレル対面で剣舞した後に、DMを切って試合を荒らすのが強かった。パッチラゴン環境にもかかわらずまともなじめんタイプが少ない中、特性と自身の耐久、耐性のおかげで最低限のサイクルを回せながら崩しの役割を担える唯一無二のポケモンだった。Sを4振り60族抜きにしているのは、ハピナスやピクシー等を抜きつつも、準速にしてもドサイドン意識で環境のアシレーヌがSを93以上に伸ばしている場合が多いと判断し準速にするよりも火力と耐久に回した方がよいと判断したため。パッチラゴンにDMされるとダイドラグーンでAを下げられて打ち勝てないので注意。

・ピクシー@いのちのたま

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201(244)-×-93-161(252)-110-82(12)
性格:ひかえめ 特性:マジックガード
ムーンフォース だいもんじ ソーラービーム メテオビーム

 

PT単位で重かったウーラオスに強くDMを切って強いポケモンが少なかったため採用したが、余り出さなかった。主に初手DM用だが、初手DMは相手が考慮してくるかで択ゲーになるため自分には向いていないポケモンだった。ただ、21チャレで出して初手DMからほぼ2体倒してくれたのでそれだけで採用してよかったと思ってる。ちなみに環境には多分刺さってたので、出したときは大体勝てた。
ハピナス@たべのこし

f:id:Uru_poke:20201001185334j:plain330-×-62(252)-139(252)-156(4)-75
性格:ひかえめ 特性:しぜんかいふく
トライアタック かえんほうしゃ めいそう タマゴうみ

 

採用した当初はこのポケモンの強さがわからず選出率が低かったが、DMを切ることで暴力的な耐久を得て多くの敵を対面処理できることを知ってからはいっぱい選出した。相手の特殊ポケモンのDMを、DMなしの状態で対処可能なため、相手のハピナス対策のポケモン(Ex.ウーラオス、パッチラゴン)をあえてDMを切ってハピナスで処理することで、相手の予想展開を壊しハピナスで詰めることができる。特性をしぜんかいふくにすることで謎に多かった催眠ゲンガーや、モロバレルに対しこちらのモロバレルと合わせて無限回後投げすることが可能。身代わりラッキーなんかも結局ハピナスに打点がないので後投げしてめいそうの起点にしていた。MVP。

 

~構築解説~

・相手のPTの種類が多く、環境に多かった並びがアシレホルードくらいしかなかったので基本選出はない。しいて言うならモロバレル+ハピナス@1の選出が多かった。

・依然のPTと比べ出し負けが負けに直結することがあるPTのため、そもそも出し負けの少ないhttps://nouthuca.com/img/swsf/59.png?n=1を初手に出すことが多かった。裏にモロバレルを置くことで数少ない出し負けにも対処可能。

ハピナスがめいそうを詰める対面では、ウーラオス等の高火力物理アタッカーを投げられることが多いため、めいそうではなくトライアタックから入り、次のターンに大アタックを打つことでハピナス対策をハピナスで倒していた。

モロバレルのきのこのほうし→ウオノラゴンのエラがみがシンプルに強い。モロバレルハピナスをみて相手が前のめりな選出をしてくることが多いのでスカーフエラがみが刺さる。

ウオノラゴンをみて選出してくる草枠には、https://nouthuca.com/img/swsf/59.png?n=1https://nouthuca.com/img/swsf/464.png?n=1ピクシーハピナスが炎打点を持っているため誘殺することが出来る。

いつもながら詳しく書くと長くなるので質問があれば、DMで聞いてください。

 

~結果~

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TN Buri ²∞Zaemon 最高レート2103 最終64位(2084)
TN ハイセ 最高レート2000 最終4桁の彼方


~終わりに~

S5以来、久しぶりに結果を求めて集中して潜って最終2桁に入れてよかったです。ですが、2100にいった後勝ちきれず、目標としていた最終1桁とは程遠い結果となり、最上位層との壁を感じたシーズンでもありました。正直構築に対して自信が持てておらず、自分が目指す「偉い」立ち回りが出来ない時もあったため、悔しさの方が大きいです。これを自分にはまだ伸びしろがあると捉え、精進していきたいと思います。最近またポケモンが楽しくなってきたので、様々なお誘い多方面からお待ちしています。

 

~Special Thanks~

・個体を提供してくれたもとみやくん
・最終日に個体提供してもらったけど、1戦も使わなかったよあいまるくん
日体大の素晴らしさを教えてくれたしゃろちゃん
ビッグマックが作るの大変だと教えてくれたてぃーぽっとさん
・なんもしてないけど今日が誕生日の平井

 

~後語り~

上位勢のTNのかっこよさ異常じゃないですか?あんなかっこいいTN思いつけないので、僕はこれからもくそださTNで結果を残し将来くそださTNが界隈に浸透して最終1桁がくそださTNで溢れかえる未来を期待しています。

 

ありがとうぶりぶりざえもん、ぶりぶりざえもんに幸あれ。

 

 

【S5 使用構築】旋風ギャラナット【最終29位&54位】

挨拶

S3振りです。
漆原ことUruと申すものです。
S5のシングルバトルにて、最終29位&54位を達成しました。
S3で使用した構築と軸が同じなので記事の内容は少ないですが、いつも通りサイクルくるくるしてたので良かったら見ていってください。
書きたいことはいっぱいあるけど要点絞って書いてるので聞きたいことがあれば直接聞いてください!

 

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※使用構築

 

 

※以下を読む前にS3の構築記事(https://uru-poke.hatenablog.com/entry/2020/03/01/135616)を読むことを強く推奨します。

あいまるくん(@Aimaru4218)、てぃーぽっとさん(@ZURA_tea_MARU)と相談しながら考えました。

 

・構築経緯

〇S3で使用した構築のうち、ギャラドスナットレイヒートロトムバンギラスの並びが非常に広い範囲に対応可能であったためそのまま採用。
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〇ほとんどの構築に対して上記の4匹で対応可能であったため、S3の構築のうちほとんど出さなかったドリュウズの役目(パッチラゴン)を担え、構築で地味に重いナットレイアイアントを見れてと対面的な選出が可能な高速抜きエースになりえるポケモンとしてドラパルトを採用。
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〇ドラパルトに命の珠を渡し何を持たせようか考えていたところあいまるくんから教えてもらったアッキのみミミッキュがストッパー兼ダイマ要員として非常に優秀だったため、この6匹で構築を完成した。
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 ・コンセプト

〇相手にDMを先打ちさせてから枯らす

〇有限サイクル下でのダメージレース制圧

〇サイクル拒否ポケモンへの解答用意

 

 

・個体紹介

・ドラパルト

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特性:クリアボディ 持ち物:命の珠
性格:せっかち
調整:163-172(252)-85-121(4)-95-213(252)
技構成:りゅうのまい ドラゴンアロー ゴーストダイブ だいもんじ

抜きエースになれる、アイアントナットレイに強い、S+1パッチラゴンの上をとれるというなんとも欲張りセットなドラパルト。上述のとおり大体の構築にはギャラナットヒトムバンギの4体で対応可能なため、どうしてもきつくなってしまうポケモンを誘って抜くために採用したが期待通りの活躍をしてくれた。りゅうのまいは積めれば強いがこの構築では積む隙がないため鬼火等に変えてもいいかもしれない。スカーフパッチラゴンやミラー意識の最速。

 

ギャラドス

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特性:威嚇 持ち物:オボンの実
性格:わんぱく 
調整:195(196)-145-144(252)-x-120-109(60)
技構成:りゅうのまい ちょうはつ たきのぼり とびはねる
※S+1で最速ミミッキュ抜き

前期よりもSを2伸ばしてミミッキュを抜けるようにした。絶対正解だった。ギャラドスを選出するときはほかの2枚でこのギャラドスの圏内にいれることを心がけた。びっくりするくらい堅いのでナットレイやアーマーガアの攻撃相手に5回ほどりゅうのまいし、その後全部ぶち抜くことも多かった。S3に比べて最終的にギャラドスで3タテする試合が非常に多かった。挑発は相手の起点阻止や自分の起点作成に必須級である。ナットレイと合わせて相手の型判定要員。

 

ナットレイ

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特性:鉄の棘 持ち物:たべのこし
性格:のんき 
調整:181(252)-114-201(252)-x-137(4)-22
技構成:パワーウィップ ジャイロボール やどりぎのたね まもる

前期と同じ個体。過労死枠。言うことはないくらい完璧に仕事をこなしてくれた。
有利対面で宿り木をいれてほかのポケモンのサポートをすることを本職にしていた。ナットレイは有利対面では赤ゲージからでも十分に仕事出来るため安易に切らない立ち回りを心がけることが重要である。反面、常に不意の炎技、格闘技で大ダメージをもらう可能性があるため、炎と格闘を半減で受けられるギャラドスを裏に控え常に交代を視野に入れておく必要がある。特にカビゴンホルード、ドラパルトは炎技が無ければ有利対面だがあれば1発で倒される可能性が高いため守るや交代で相手の型を判別してから突っ張ることにしていた。

ヒートロトム

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特性:浮遊 持ち物:とつげきチョッキ
性格:ひかえめ 
調整:157(252)-x-127-172(252)-128(4)-106
技構成:10万ボルト ボルトチェンジ オーバーヒート あくのはどう

前期と同じ個体。命の珠+げんしのちからトゲキッスが一定数いたので相手のPTを見て、一度ナットレイからヒートロトムに引いた後にナットレイに引いてげんしのちからの有無を確認したりしてサポートしていた。Cを削って最速ラプラス抜きまで振るかなやんだが、Cを特化にすることでぎりぎり相手のポケモンを倒せることも多かったためHCのままにしておいた。チョッキを着せて耐久を上げてはいるが元の耐久が低いため何度も受け出せるポケモンではない。そのため選出の段階でヒートロトムに任せるポケモンを絞り、役割対象を確実に倒すことに注力し微妙な対面は極力他の2匹に任せていた。

バンギラス

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特性:すなおこし 持ち物:こだわりハチマキ
性格:いじっぱり 
調整:207(252)-204(252)-130-x-121-82(4)
技構成ストーンエッジ かみくだく アイアンヘッド ばかぢから

Dの4振りをSに、じしんをアイアンヘッドに変更した。アイアンヘッドを搭載することで相手のピクシーに対してエッジを連発することによる外しを考慮しないでよくなったりダイスチルを積むことで無理やりミミッキュに勝てるようになったりする。一転地震を切ることでドヒドイデ絡みのサイクルを崩すのには少し難儀した。1度有利対面を作ってしまえば、受けだしに来た残飯カビゴン等が何もできずハチマキの超火力の前に沈んでいくので使っていて一番楽しいポケモン

ミミッキュ

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特性:ばけのかわ 持ち物:アッキのみ
性格:いじっぱり
調整:159(228)-154(236)-104(28)-x-126(4)-118(12)
技構成:じゃれつく ゴーストダイブ つるぎのまい かげうち

あいまるくんに教えてもらった。アッキのみを食べたミミッキュは想像の5倍くらい硬く、ばけのかわを盾にアッキを発動しながら剣舞し、その後ダイマックスを切って相手の攻撃を3発ほど耐えながら制圧する動きがとれた。僕が対面選出が苦手なため選出率は低かったが出したときは必ず活躍してくれた。初手に出てきやすいタチフサグマや、ウォーグル相手なんかに出していた。

 

・立ち回り

この構築で一番重要なことは、相手のダイマックスを交代を繰り返すことで枯らし、また交代を繰り返すことで相手のポケモンの型を判別していくことです。
一撃必殺技や催眠術等の試合の盤面を一発でひっくり返すことのできる技を持ったポケモンはいないため、例えばナットレイが不意の炎技で倒されたり、ギャラドスが不意の電気技で倒されたりするだけでサイクルが崩壊して勝てなくなります。そのためたとえ有利対面であっても安易に相手に突っ込まないようにしましょう。

例えば、今期多かった初手ホルードに対してこちらの初手がナットレイの場合、今期のトレンドは初手ダイマックスで、考えられる択としては

ダイ闘=ダイ炎≧ダイ地≧ばかぢから>けんまい=地震

こんなところです。以上の全ての択に対してはギャラドスバックという行動が一番安定します。そしてそのあとはギャラドスに対してダイ電を打ってくる可能性が高いためまたそれを考慮した行動をとります。このように、相手がそこまで悠長出来ない対面で考えられる択すべてに対応できる行動を常に用意しながら相手のポケモンの型を見切ることで、試合後半のサイクルを有利に進め、ダイマックスも枯らすことができます。もちろん今言った行動がすべてではありませんし、相手のPT次第では行動を変えることもありますが、サイクル構築において大事なことは初手に出てきやすいポケモン(ヒヒダルマホルードカバルドン等)に対してのプレイングの軸をあらかじめ決めておいて、一貫した行動をとることだと思いました。全部のポケモンに対するプレイングを書く気はないですが、もしこの構築を使うときにわからないことがあればDMでも通話でも一言くれれば僕のわかる範囲で手伝います。

 

・戦績(Uru)

TN のびたまこ 最高最終29位 ※TNのびたまこは僕以外に後2人います

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TN ハイセ 最終54位

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5:30くらいにここから保存

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・戦績(あいまる)

TN ななみみなみ 最終73位 

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・おわりに

S3で目標の最終2桁をとることが出来、S4はモチベが落ちていた中いつも通話しているあいまるくんが最終6位を取ってモチベがわいてきて潜っていました。ギャラナットヒトムバンギのサイクルは非常に広い範囲の構築を相手取ることができますが、逆に言えばプレイング次第、みたいな構築も多く端からみたら危ないプレイングをしていると思います。ですが自分がこの構築を数シーズンにわたって触ってきた経験を信じて構築を組み、最終的に目標にしていた最終30位以内を達成することが出来てうれしいです。昨今のポケモン界隈は暗い話題ばかりですが、自分が楽しいと信じてきたこのポケットモンスターというコンテンツを楽しむために、僕はこれからも潜る場合は構築とプレイングに"イズム"を込めてやっていきたいと思います。サイクルは楽しいよ。なにかあればTwitter(@uru_men)まで。インスタやってません。

 

・Special Thanks

S1からずっと通話してくれて、構築を一緒に考えてくれたあいまるくん、てぃーぽっとさん、その他通話やDM等で僕と話してくれるみなさん

 

 

別ゲーやってる某氏かえってきてくれ。

【S3 使用構築】回せよ回せ、ギャラナット【最終73位】

挨拶

お久しぶりです!
漆原ことUruと申すものです。
S3で使用し、最終73位を達成した構築を紹介します。
サイクルが好きな方、そうでない方も楽しいのでぜひ使ってみてください。

今回も個体の絵をてぃーぽっとさんに書いてもらいました。上手い!

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サムネ用

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構築

 

・構築経緯
環境を広く見れるサイクルを考えていたところ、HBナットレイf:id:Uru_poke:20200301014855p:plainとHBベースのギャラドスf:id:Uru_poke:20200301015000p:plainの並びを思いつきこの2匹から構築をスタートした。
ギャラナットで重いトゲキッス、草タイプに強いHCヒートロトムf:id:Uru_poke:20200301015246p:plainを採用。
重い相手のドラパルトやヒートロトム種族値の暴力で有象無象に強いHAバンギラスf:id:Uru_poke:20200301015719p:plainを採用。
ここまでで相手のパッチラゴンが重く、パーティ全体が低速よりのため、電気の一貫切りと高速アタッカー枠としてASスカーフドリュウズf:id:Uru_poke:20200301020135p:plainを採用。
最後にサイクル選出ができない時や、2枚で回して削った後のスイープ役、ドリュウズギャラドスと合わせて対面選出が可能なASミミッキュf:id:Uru_poke:20200301020437p:plainを採用した。

 

・コンセプト

・タイプ受けサイクルからのダメージレース制圧。

・相手のダイマックスをダイマックスを切らずに対処。

・命中率7割以下の技に頼らない(豆腐メンタルのため)

 

・個体紹介

ギャラドス

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特性:威嚇 持ち物:オボンの実
性格:わんぱく 
調整:197(212)-145-144(252)-x-120-107(44)
技構成:りゅうのまい ちょうはつ たきのぼり とびはねる
※S+2で最速ドラパルト抜き

サイクル枠1。想像の5倍くらい硬い。環境のギャラドスは珠かラムのアタッカーが多数で、開拓不足を感じ、優秀な耐性と威嚇を合わせてサイクルできる型を探した。
きつい初手のステロ欠伸展開を阻止するために挑発持ち。
後述のナットレイの宿り木と合わせると回復手段が無くても4~5サイクルは回せ、かつ最終的には抜きエースにもなれとても優秀だった。
途中で気づいたがSは+1で最速ミミッキュを抜ける60振りの方がよい。A無振りのため火力は信じてはいけない。
ナットレイ

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特性:鉄の棘 持ち物:たべのこし
性格:のんき 
調整:181(252)-114-201(252)-x-137(4)-22
技構成:パワーウィップ ジャイロボール やどりぎのたね まもる

サイクル枠2。神。ギャラへの後出しが最も安定し、宿り木と守るを合わせてこちらのサイクルの潤滑油になれる無二の性能だった。
相手の炎技にさえ常に注意すれば一撃で落とされることはほとんどなく、赤ゲージでも気軽に切らず残す立ち回りを心がけた。
ボディプレスやはたきおとす等の優秀な技に隠れて草技フル無視の選出をしばしばされたため、トリトドンガマゲロゲにウィップを連打した。

忘れているかもしれないがナットレイは草タイプである。

ヒートロトム

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特性:浮遊 持ち物:とつげきチョッキ
性格:ひかえめ 
調整:157(252)-x-127-172(252)-128(4)-106
技構成:10万ボルト ボルトチェンジ オーバーヒート あくのはどう

サイクル枠3。
ギャラナットだとトゲキッスやアーマーガアが厳しいためチョッキを持たせてHに振り役割に対する遂行性能を上げた。
Cが特化のためボルトチェンジでダメージレースを優位に進められ、相手のパーティによってはロトムダイマックスを切ることで3タテ出来る試合も多かったため、迂闊に体力を削らないように心掛けた。多かった鬼火祟り目ドラパルトに強いのもGood point。
無限回相手のトゲキッスに後投げしたが負けたのは多分一回だけ。

バンギラス

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特性:すなおこし 持ち物:こだわりハチマキ
性格:いじっぱり 
調整:207(252)-204(252)-130-x-121(4)-81
技構成:ストーンエッジ かみくだく じしん ばかぢから

サイクル枠4。神その2。
採用当初チョッキを持たせる予定だったがロトムに譲ってしまい持たせるものがなくなった。そこで耐久を上げることよりもドラパルト対面等で引き先に負荷を掛けられるようにハチマキにしたらめちゃくちゃ強かった。相手の後投げのポケモンを何度も沈めた。
後投げのブラッキーストーンエッジで確2とれるくらいには強い。増えた呪いカビ等にもハチマキ馬鹿力で悠長させないため、相手の想定のシナリオを何度もぐちゃぐちゃにしてくれてめちゃくちゃ助かった。

ドリュウズ

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特性:かたやぶり 持ち物:こだわりスカーフ
性格:ようき 
調整:186(4)-187(252)-80-x-85-154(252)
技構成:じしん アイアンヘッド いわなだれ ステルスロック

パッチラゴン対策andスカーフ枠。
ダイウォール用のステロ。ドリルは個人的に信用していないため不採用。
増えたミトムカビキッスの並びやミミッキュに選出画面の段階で牽制出来るため電気無効枠はドリュウズで正解だった。出した試合は少なかったが出せば確実に仕事してくれた。

ミミッキュ

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特性:ばけのかわ 持ち物:いのちのたま
性格:ようき 
調整:131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
技構成:じゃれつく シャドークロー つるぎのまい かげうち

言わずもがなのAS珠ミミッキュ

化石ポケモンに強く、サイクル選出だと選出択になって相手の構築に全対応出来ない時に重宝した。
またナットレイ@1でサイクルを回してダイマックスミミッキュの圏内にいれてからミミッキュを通す動きも出来るため、当初想定していたよりも柔軟に選出に組み込むことが出来た。ミミッキュ強い。

 

・解説

というほどでもないですが少しだけ。

剣盾にはダイマックスが存在しますが、試合中一回のみ3ターンしか使えないのでダイマックスを切った後は突然の高火力が発生しません。そのためこの構築では相手のダイマックスに対し、「タイプ受け2回+守るorダイウォール」で枯らす動きを意識していました。後はこちらの残ったダイマックスとサイクルを駆使してじわじわ削って勝ちましょう。基本選出はギャラナットヒトムバンギの中から3体です。

 

・戦績 

 TNハイセ 最終73位

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最高40位(3/1 2:30頃)

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・あとがき

剣盾S3にてようやく最終二桁に入ることが出来てうれしいです。自分は7世代でヤドバレルという受けサイクルを使っていました。剣盾ではダイマックスという仕様が追加されドラパミミ@1のような対面的な構築が強いといわれ自分も使ってみましたがどうしても自分の肌に合わなかったので、得意なサイクル構築を信じて結果が出てよかったです。最終日の2:30の段階で40位になり保存してしまったので、来シーズン以降潜るのであればもっと上位を目指して潜ろうと思います。あそこから潜れる人たちのメンタルすごすぎます。最終日楽しかったの約一年ぶりなので、これからはもっと長い間最終日に戦えるようにしたいですね。構築については詳しく話せば長くなるので質問があればツイッターUru(@uru_men)までお願いします。

 

・Special Thanks

最終日含めいつも通話してくれる窓のみんな

ありがとうございます!

 

【S2 使用構築】変態ローブシンと笑わないミミッキュ【最高71位最終465位】


・挨拶

剣盾の構築記事は初めてになります。
はじめましての方ははじめまして、漆原ことUruと申します。

今回毎度のごとく結果は振るいませんでしたがS1~S2まで使用して、もうこの構築を使う予定はないので供養の意味もこめて公開しようと思います。1から自分で考えて組んだのでよかったら見ていってください。

個体紹介の絵はてぃーぽっとさんに全部書いてもらいました!上手!!

 

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・構築経緯

7世代のランドカビゲンのような構築を想定して作成しました。

カビゴンはガラルにも存在するのであくびリサイクルで採用。f:id:Uru_poke:20200202003052p:plain


ステルスロック撒きとルチャブルやウオノラゴンやパッチラゴンに対面から勝てるサイクルを回せる要因としてサニーゴを採用。f:id:Uru_poke:20200202003132p:plain
高速スイープ役として技範囲も広いドラパルトを採用。この際絶妙に火力が足りなかったためSを準速まで落とし特化珠で採用。f:id:Uru_poke:20200202003127p:plain

ここまで重たい相手のカバルドンやアーマーガアに対し1発で倒せるようにこだわり眼鏡ミトムを採用。f:id:Uru_poke:20200202003108p:plain

ドラパルトが通せない場合に強くでられ相手のカビゴンにも強い格闘枠としてローブシンを採用。f:id:Uru_poke:20200202003113p:plain
最後に対面選出が可能になりローブシンと合わせてトリル展開が強力なミミッキュを採用。f:id:Uru_poke:20200202003059p:plain

 

・個体紹介

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本構築のエース。火力が足りないためA特化。
ステルスロックを一回踏ませることで無振りドラパルトを81.2%の乱数で落とせる。
最初は使い方がわからず選出率が低かったが初手に出してダイマックスを切ってある程度荒らしてから、裏のカビゴンにひいて体制を立て直してスイープする動きが強いことがわかってからは選出率が上がった。諸々のダイジェットを積んだ相手に対して不意打ちが刺さることが多かった。

 

ロトム

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アーマーガアやカバルドン入りにはほとんど出していた。環境に特殊超耐久が少ないため眼鏡ハイドロポンプに受けだせるポケモンが少なく出した試合は非常に活躍した。
但しトリトドン入りには永遠に択が発生してしまうため要注意。アーマーガアに向かって悪の波動打ってドラパルトを飛ばしたりしていた。

 

カビゴン
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詳しくは前期に単体考察を書いているのでこちらを参考にしてほしい。

(https://uru-poke.hatenablog.com/entry/2020/01/01/184507 )

構築のMVP、めっちゃ強い。

相手のダイマックスを枯らすクッション性能と自らが抜きの存在にもなれる。
環境のカビゴンは欠伸守るかチョッキか腹太鼓なので読まれないので、是非使ってみてほしい。

 

サニーゴ(最終日のみジュラルドンに変更)


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弱かった。物理が固いといってもパッチラゴンやアーマーガアに受けだしは不可能なので対面を合わせる努力をしなくてはいけなく、それくらいならドラパルトで上から処理する方が格段に楽だった。ステロ撒きとして採用したがステロを打つ余裕もなく後半はほとんど選出しなかったので最終日は受け構築にも勝てるように残飯ジュラルドンに変更した。

 

ローブシン


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構築のMVPその2。

初手に呼びやすいヒヒダルマを一回ながせること。ダイマックスをきればギャラドスに対面打ち勝てること、チョッキを持たせることでサザンドラに受けだしが可能なこと、なにより環境に格闘抜群が多かったことがこのポケモンにとって追い風だった。Sはゆうかんバンギラス抜きまで振っているがカバルドン抜きまでに抑えて耐久に回した方がおそらくいい。

 

ミミッキュ


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万能枠、と言いたいところだが僕自身がミミッキュの使い方がひどくへたくそなのでほとんどローブシンとセットでしか選出しなかった。
ドラパルトで最初の一匹を持っていき、ダイマックスを切ったギャラドスに対してトリックルーム→のろいからローブシンで抜いていく動きは非常に強力。耐久振りなのでギャラやキッスのダイジェットを耐えます。前期のあいまるくんのミミッキュの調整をもらったのでよかったらみてください。(http://aimaru4218.livedoor.blog/archives/21416048.html)無断なので後で聞いときます。

 

・終わりに

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(PP増えてないかもしれませんすいません…)

TN ハイセ ワンダバで潜ってました。
最終成績はワンダバの方です。FFマッチ死ぬほど嫌でした。

 

Q.なんで勝てなかったんですか?
A.最終日弱いのと、環境把握をさぼって同じパーティを使い続けたからです。

サイクルをずっと使ってきた身としては剣盾の環境は非常に難しいですが、同じくサイクル構築を使ってきた方で結果を残している人はいっぱいいるので文句言ってる暇あったら構築練って潜ろうと思います。何かあればUru(@uru_men)までお願いします。

 

 

【単体考察】剣盾クッションカビゴン

お久しぶりです。

8世代では初投稿となります。

漆原ことUruです。

結果は出なかったものの使ってたカビゴンが強かったので紹介します。

 

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(サムネ用)

 

【調整】

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性格:わんぱく 持ち物:フィラの実

努力値:H132 B252 D124

H-B:陽気AS珠ミミッキュのダイフェアリー2耐え

A:ASミミッキュにヘビーボンバーが90.0%〜

   (皮ダメ込み確定)

   ASドリュウズにボディプレスが52.9%〜      

   62.7%

 

【立ち回り】

イメージとしては7世代のランドカビゲンに近いです。

やって欲しかったことは、相手のダイマックスを枯らすこと、あくびを打ちながらちまちま削って裏を通しやすくすることです。

理想としてはサニーゴステルスロックを撒き、カビゴンで雑に削って裏のドラパルトでお掃除するイメージでした。

サイクルを使う際にどうしてもトゲキッスミミッキュサザンドラ他の積みポケに対して遅れを取ってしまうため、1発耐えてあくびで切り返すのが強かったです。

初手に投げやすく大抵1発耐えてあくび連打で裏を見ることが出来るのもこのポケモンの強みかなと思います。

後はダイマックスに対してあくびで枯らす動きが出来、フェアリー技を持つ相手にはあくび→ダイウォール(ダイフェアリー防ぐ)ことで相手のダイマックスを枯らしながらこちらに有利な展開を作ることが出来るため優秀でした。

このやり方でミミッキュなんかは基本的に後投げから勝てたりします。

ちなみにダイマックス後のダイスチルでBを上げると、戻った後に要塞化+高火力ボディプレスが可能になるので7割方はこいつにダイマックス切ってました。

技はフェアリータイプを見るためのヘビーボンバー、ノーマル技を打ちたい相手がいなかったのでサザンドリュウズに刺さるボディプレスが一番良いと個人的には思っています。

 

まぁなんというか、使ってみるとわかるんですけど本当にクッション的な存在で体感8割くらい選出出来てサイクル脳としては楽しかったです。

 

注意:身代わり持ちには何も出来なくなるので(ex.ロトム)身代わり持ちには安易にあくびを打たない、打たれた場合の切り返しを用意する(僕の場合はすりぬけドラパルト)を用意しておきましょう。

【終わりに】

剣盾S1では、僕は結果を残せませんでしたが仲のいい人や通話してた人が結果を残して自分のことのように嬉しかったです。

S2では僕が結果を残す立場になれるように頑張ります。

サイクル好きだよー、サイクル興味あるよーって方は気軽に話しかけてくれると嬉しいです。

【単体考察】HDチョッキ”なしくずし”バンギラス

~挨拶~

 

お久しぶりです。漆原です。

 

USUMのシーズン17にて使用したHDチョッキバンギラスの紹介記事です。

剣盾環境で活躍できるかはわかりませんが、役割対象である”オニゴーリ”がいることを考えると考察の余地はありそうです。

 

では早速。

 

~個体紹介~

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性格:いじっぱり(A↑C↓)

持ち物:とつげきチョッキ(D1.5倍)

調整:207(252)-170(4)-130-x-152(252)-81

技構成:追い打ち 岩石封じ 地震 ”なしくずし

 

役割対象

f:id:Uru_poke:20191127213019p:plainf:id:Uru_poke:20191127212851p:plainf:id:Uru_poke:20191127212552p:plainf:id:Uru_poke:20191127211742p:plainf:id:Uru_poke:20191127212339p:plainf:id:Uru_poke:20191127213252p:plainf:id:Uru_poke:20191127213301p:plainf:id:Uru_poke:20191127212450p:plainf:id:Uru_poke:20191127213526p:plainetc

ダメージ計算(参考までに)

攻撃

追い打ち(成功時)

CSf:id:Uru_poke:20191127212339p:plain:55.8~66.2%

CSf:id:Uru_poke:20191127212450p:plain:56.7~67.5%

H振りf:id:Uru_poke:20191127211742p:plain:91.0~108.9%(砂ダメ込み87.5%確1)

 

地震

CSf:id:Uru_poke:20191127212552p:plain:93.2~110.8%(砂ダメ2回で確1 1回で93.7%)

CS B+1f:id:Uru_poke:20191127212851p:plain:59.6~70.8%

 

なしくずし

177-102f:id:Uru_poke:20191127213526p:plain:25.4~29.9%

 

 

被攻撃時(面倒になったので基準として)

臆病C+2f:id:Uru_poke:20191127214438p:plainの流星群Z→55.5~65.7%

臆病CSf:id:Uru_poke:20191127214251p:plainの気合玉Z→81.1~96.6%

臆病C+3f:id:Uru_poke:20191127213019p:plainの10万ボルトZ→78.2~92.7%

 

 

~特殊受けとして

僕は受け構築を使う際に、組み方として物理受け2+特殊受け2+潰し枠1or2という内訳をよく採用しますが、このバンギラスは特殊受けに該当します。特殊受けとしての役割は以下の記事を参考にしてください。

https://uru-poke.hatenablog.com/entry/2019/09/23/213125

 

~7世代でのオニゴーリ対策~

サイクルを組むにあたってオニゴーリは天敵ですが、オニゴーリのために折角採用したポケモンも回避や素早さを上げられて絶対零度を1発で当てられては採用した意味がありません。そのうえ対策枠を設けるとパーティの対応範囲が狭くなり結果としてサイクル性能が落ちてしまいます。その為、現環境で受け構築でのオニゴーリに対する回答はフリージオがよく知られていました。しかし、フリージオオニゴーリ以外に対して一撃必殺に頼らないといけない場面が多い点、フリージオより早い積める特殊枠に出しにくい点が僕には弱く感じられました。

 

~なしくずしの存在~

ちょうどその時チョッキバンギラスの@1の技を探してポケ徹を眺めていました。

そこで”なしくずし”という技に着目しました。なしくずしとは

相手の 能力変化に 関係なく ダメージを 与える」 技です。

さらにA170のバンギラスのなしくずしで、前述のとおりオニゴーリに25.4%~ダメージが入るので身代わりを確定で割ることが出来ます。さらに砂ダメで身代わりの試行回数も減らすことが出来ます。

つまり、オニゴーリがBを上げようが回避を上げようが、なしくずしで下から身代わりを割り続ければ最後の絶対零度当たるかどうかの勝負に持っていけます。

つまり、

理論上7割の確率でオニゴーリに勝てます。

 

まあ実際はそんなに上手くはいかず、能力を上げられるまでは地震で身代わりが割れますが、早々にBや回避を上げられてしまえばなしくずしを打たざるを得ず、効果がばれると身代わりを張らずに零度連打されてしまいます。ですがそれを加味しても構築を歪ませることなく、技一つでオニゴーリと五分以上の勝負が出来ることはサイクル構築にとって非常に貴重な存在だと思います。(なしくずしの仕様を知らない相手が永遠に身代わりを貼ってくるのはなかなかに楽しかったです)実際レートで使用して、体感ですが対オニゴーリに対して8割近く勝つことが出来ました。(相手のプレイングにもよりますが)7世代はもう終わってしまいますがzenohaやたろうと一緒に考えたこのバンギラスをどこかで一度使っていただけたら幸いです。 以上!